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木造の家に住むと長生きできる!?

木材は健康に良いってご存知でしたか!?

木材は、「人」の「生理面」や「心理面」に良い影響を与えることが知られています。
ある老人ホームの調査によると、木材を多く使用している施設では、インフルエンザにかかったり、転倒して骨折したりする入居者が少ないとの結果が出ています。

ストレス抑制

フィトンチッドとは、樹木が空気中に発散する様々な揮発性の香り物質のことで、森林浴でそれを吸うとリラックスできるとされています。その中で、木の香りを感じたときの効果について興味深い実験結果が得られています。それは、ストレスを感じると高まる 「怒り」「緊張」「疲労」「抑鬱」という感情尺度が減少するというもの。さらには「血圧」の低下、「脳」の活動の鎮静化、そして 「作業効率」が上昇するという実験結果も。人はリラックスしているときにパフォーマンスが向上し、ストレス状態では低下するという、 意外な結果も実証されています。
本来自然と同調しながら暮らしてきた人の生体機能は、自然の中でリラックスしてこそ活性化します。でも、現代社会ではある程度の緊張を持って物事にあたる必要があります。だからこそ、我が家の環境に自然の優しさを取り入れることが大切なのではないでしょうか。

木造住宅は、団地・マンション住まいとは寿命が9年も違う!?

島根大学総合理工学部の中尾哲也教授がまとめた論文に非常に興味が湧きました。

団地やマンションなどコンクリート集合住宅に住む人と木造に暮らす人の平均死亡年齢を比較すると、団地・マンション暮らしの方が、約9年も早死にしていたというデータがありました。
(調査件数:木造270件、コンクリート集合住宅62件)
 
驚きですね。
 
全国調査でも「木造率が高いほど平均寿命が高い」ことが立証されました。

マウス実験で出た12倍の生存率

静岡大学と東京大学農学部の合同調査で出た生存率

「コンクリート」「金属」「木」の3種類の巣箱を使い、ねずみの赤ちゃんの生存率を調べました。
すると、コンクリ巣箱の生存率は7%、金属巣箱が41%、木製巣箱は85%という結果が出ました。
湿度、温度、シキワラ、餌は同じ。巣箱の素材だけなのに、コンクリと木製では生存率が12倍以上違ったのです。
また、ストレス異常も見られたとのこと。異常行動数は、
木製巣箱:80回
コンクリ巣箱:290回
 
観察記録でも、
木製巣箱:静かでおっとり、ゆったり授乳
コンクリ巣箱:暴れる、ケンカが目立つ、授乳時間が短い
 
等々、動きや愛情にも大きな格差があったようです。

木との共存は必然的な文化である

「休む」という字は「人」が「木」に寄り添っています。英語の「森」(forest)は「for」「rest」。
「休息の場」という意味です。
動物である人間は、植物である木と共存することで、真のやすらぎを得るということかもしれませんね。
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